フィリピン台風災害:神戸大学で講演

2013年11月21日(木)、OCHA神戸事務所長の渡部正樹が「国際人道システムと国連の役割」と題する講演を神戸大学にて行いました。この講演会は、人間の安全保障学会関西支部とIR研究会の共催で実施され、計約40名の学生、研究者、社会人の方にお集まりいただきました。
 
講演の中でフィリピン中部で甚大な被害を及ぼした台風30号(ハイヤン)に触れ、被災地のニーズや災害発生直後からOCHAが行ってきた支援の内容を報告しました。加えて、国連災害評価調整チーム(UNDAC)やクラスターアプローチ等、活動調整のためのツールが、現実にそして具体的にどう活用されているのかを紹介しました。(詳しくは「フィリピン台風被害:OCHAによる緊急対応」もご覧ください)。
 
また、より大きな視点から、各国連機関や非政府組織など多くのアクターから構成される国際人道システムとこれを支えるOCHAの役割について解説し、また国際人道コミュニティ全体として現在取り組んでいる人道課題についても議論しました。
 
活発な質疑応答も行われ、講演会終了後も個別に質問する方の長い列ができるなど、盛況のうちに講演会は終了しました。参加者からは、フィリピン台風への対応の話があったことで、OCHAの役割についてより具体的に理解することができた。また、国際人道支援の必要性・重要性を改めて認識したなどの感想が寄せられました。
 
自然災害や紛争時の国際人道支援についての啓発・理解促進は、OCHAにとって重要な役割の一つです。フィリピン台風災害への対応含め、OCHA神戸事務所も、当ウェブサイトやフェイスブックを通して、積極的な日本語での情報発信に取り組んでいます。