Skip to main content

You are here

人道への課題

IDP camp in Beira, Mozambique
2019年4月6日、モザンビークのベイラにて。サイクロン・イダイで被災した避難所の子どもたち。写真: OCHA/Saviano Abreu 

世界の人道状況は大変厳しい局面を迎えています。相次ぐ紛争や自然災害、急速に進む人口増加や深刻な貧困、あるいは気候変動の影響などにより、私たちが直面する人道危機は、より複雑化、大規模化、長期化しています。2020年にはいのちを繋ぐための支援を必要とする人々の数が世界中で1億6千万人を超えました。また紛争や暴力で避難生活を余儀なくされている人々の数も、第二次世界大戦後最悪の水準に達しています。

2016年5月にイスタンブールで開催された世界人道サミットは、国連事務総長が提案した「人道への課題」とその5つの中心的責任に注目し、人道的ニーズ、リスク、脆弱性への取り組み方への変革を呼びかけました。サミットでは、国連加盟国180ヵ国、700以上の国内および国際NGO、民間セクター、そしてその他のステークホルダーを代表する9,000人の参加者がその呼びかけに応え、およそ3,000件のコミットメントと20件のパートナーシップを立ち上げています。

Five Core Commitments of Agenda for Humanity
 
国連事務総長は、第71回国連総会へのサミット成果報告書の中で、関係者全員にコミットメントを実行し、「人道への課題」の解決に向けた活動を続けることを求めました。そのために、報告書は4つのステップを提示しています。

  1. サミットで確認されたパートナーシップの精神を維持するために、「行動、コミットメントと変革のためのプラットフォーム (Platform for Action, Commitments and Transformations: PACT)」を立ち上げました。このオンライン・プラットフォームは、関係者が進捗状況や成果を報告し合い、連携を深め、新しいパートナーシップを構築するためのダイナミックな場です。
  2. 「人道への課題」解決に向けた進捗状況を評価し、年次報告書を発表します。
  3. 5年以内にハイレベル会議を開催し、人道的ニーズ、リスク、脆弱性を減らすという目標に向けた進捗状況を評価し、課題を洗い出します。
  4. 「人道への課題」の達成のため、関係者には国際的、地域的、国内的および分野横断的な枠組みを活用して、コミットメントの遂行や追加の活動について対話を行うことを勧めます。

行動、コミットメントと変革のためのプラットフォーム

このプラットフォームでは、世界人道サミット事務局が書面で受け取った個別あるいは共同のコミットメントをまとめています。また、サミットを契機とした取り組みを紹介しています。